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執筆者の写真Re:ALL

UNIDOL決勝戦に向けて全力全開!

更新日:2021年4月17日

2020年12月9日、10日の2日間にわたり、UNIDOL2020-21 Winter 関東予選が開催されました。



UNIDOLとは?


「普通の女子大生が、一夜限りの”アイドル”としてステージに立つ」をコンセプトをもとに行われるコピーダンスイベント。それがUNIDOL」=「大学対抗の女子大生アイドルコピーダンス日本一決定戦」

その規模は年々拡大し、現在は各地域で予選会が行われ、全国大会に出場できるのはその予選会を勝ち上がったチームだけ……。


全国大会が開かれるのは年に2回ですが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、夏大会は中止となり、今年は全国大会に出場するチャンスが1度きりに。本大会に懸ける思いは、どのチームも並々ならぬものがあったでしょう。


我々Re:ALL製作委員会は、UNIDOL実行委員会の協力の元、歴代屈指の熱い戦いが繰り広げられたUNIDOL2020-21 Winter関東予選を取材しました。


今大会のテーマは"Into the dream" (夢の世界)。


出場したのは総勢28チーム。各チームがそれぞれの個性を存分に発揮し、観客を笑顔あふれる夢の世界へと誘い込むパフォ―マンスを披露しました。


今大会は感染防止対策として、会場である新宿ReNYでの観覧に加え、オンライン配信でも視聴できました。


2日間にわたり行われる関東予選から決勝大会に進出できるのは、審査員審査と会場、オンラインの観客投票によって選ばれた各日上位4チームの計8チーム。

果たして、その結果は……。




この記事は、


早稲田大学から出場した4チームのライブレポート

予選1位通過のももキュン☆さんへのインタビュー


の豪華2本立てでお送りします。


関東予選ライブレポート


早稲田大学からは、

関東予選1日目に「夏目坂46」、「ももキュン☆」、「Prismile」、

2日目に「君はトキシック」の4チームが出場しました。




夏目坂46



1曲目『ハッピーオーラ』けやき坂46


2曲目『期待していない自分』けやき坂46


3曲目『君と僕の歌』≠ME


夏目坂46は、名前に「坂」が付く通り、主に坂道グループの曲をコピーしたパフォーマンスが魅力的な11人のグループ。「夏目坂」とは早稲田大学からほど近くにある坂の名前です。UNIDOLでのパフォーマンス曲はけやき坂46の『ハッピーオーラ』、『期待していない自分』、そして≠MEの『君と僕の歌』の3曲。「かわいさ」の表現を意識した『ハッピーオーラ』では、アイドルとしての魅力的な表情で観客の心を沸かせました。『期待していない自分』では「ダンス力、表現力」に力を入れ、ボーカルはソロパートが多く、残りのメンバーは目を奪われる激しいダンスをしているフォーメーションが多かったのが印象的でした。最後の『君と僕の歌』は「フォーメーション、盛り上げ」を意識したパフォーマンスになっており、曲の途中には「この11人なら絶対勝てる!」とメンバーが団結する過去の回想シーンが挟まれていました。この決意通り、メンバー全員の決勝に懸ける熱い思いが強く伝わってくるパフォーマンスでした。




ももキュン☆



1曲目『華麗なるV!CTORY』SUPER☆GIRLS 


2曲目『Are you Happy?』モーニング娘。’18 


3曲目『ハイタテキ!』私立恵比寿中学 


4曲目『ここにいるぜぇ!』モーニング娘。


ももキュン☆はももいろクローバーZの「もも」、℃-uteの「きゅー」、ひめキュンフルーツ缶の「キュン」を合わせて作られました。原点は早稲田大学所沢キャンパスで、全員が元気さ、力強さ、そして全力全開の精神を持っているチームです。今大会では歴史と伝統を継承しつつ、新しさに挑んで全国制覇を目指しています。1曲目の『華麗なるV!CTORY』(SUPER☆GiRLS)の掛け声ではチーム力を感じさせ、2曲目『Are You Happy?』(モー娘。’18)では、銃声に合わせ激しくも統一感のあるダンスで会場を沸かせました。3曲目『ハイタテキ!』(私立恵比寿中学)では、「The アイドル」というような盛り上がりをみせ、ラストの『ここにいるぜぇ!』(モー娘。)では、ひたすら全力疾走の楽しげなダンスで締めくくりました。UNIDOL2020-21 Winterの関東予選ステージの衣装は、白を基調に赤、青、緑、黄のラインが入ったカラフルなワンピース。テンポの速い、激しくキレのあるダンスで、グループごとに分かれたときの動きがとても揃っていました。全員の揃ったダンス、先輩後輩の垣根を越えたからこそ表現できる一体感は私たちの目を釘付けに!




Prismile



1曲目『未完成の少女』(東京CuteCute)


2曲目『空のエメラルド』(22/7)


3曲目『君と僕の歌』(≠ME)


8人のメンバーからなる“王道カワイイ”がコンセプトのアイドルコピーダンスサークル。ユニドル部・コピーダンス部・運営部で構成されています。2016年4月に結成されました。チーム名の由来は、pretty(かわいい)+smile(笑顔)です。prism(輝く)という言葉も含んでおり、かわいくキラキラ笑顔で輝きたいという意味があります。1曲目の『未完成の少女』(東京CuteCute)は、シルバーとブルーを基調としたフリフリの衣装と、息ぴったりのダンスが印象的でした。2曲目の『空のエメラルド』(22/7)は、落ち着いた曲調の中、見所のウェーブがアクセントになっていました。3曲目の『君と僕の歌』(≠ME)は、オリジナルのMVがバックに流れ、シャウトが心に響きました。それぞれ雰囲気が異なる3曲でした!




君はトキシック



1曲目『P.I.C』≠ME


2曲目『愛を知る』ラストアイドル


3曲目『ひとひらの涙』J☆Dee’Z


「君はトキシック」、通称「きみトキ」は、2020年3月28日に結成した新しいチームです。チームカラーは紫で、チーム名には「見てくれる人を中毒にしちゃうようなチームになりたい!」という思いが込められています。関東予選に出場した3人は、人数の少なさを忘れさせるようなダイナミックでパワフルなダンスを披露してくれました。1曲目は『P.I.C』(≠ME)。笑顔控えめのクールな世界観の曲で、バトンを使った演出は私たちを驚かせてくれました。2曲目は『愛を知る』(ラストアイドル)。さきほどとは打って変わり、明るく元気な「王道カワイイ」曲で会場を沸かせました。3曲目は『ひとひらの涙』(J☆Dee’Z)。オリジナルのPVから始まったり、白の衣装にチェンジしたりなど、演出にもこだわりが見えた構成でした。クールも王道カワイイも、まさかのシャウトも、さまざまな表情を見せてくれる「きみトキ」の華やかなステージに、一瞬たりとも目が離せませんでした。




ももキュン☆ 3000字インタビュー


関東予選1日目を1位通過した「ももキュン☆」のゆいまるさんにインタビューしました!!!



近都:本日は朝早くからありがとうございます。Re:ALL代表の近都と申します。よろしくお願いします。


石田:同じく、石田です!

ゆいまる(以下、「ゆ」):ももキュン☆のゆいまると申します。よろしくお願いします。

近都:よろしくお願いします! ゆいまるさんは、リーダーをされているんですか?

ゆ:はい!

近都:何年生ですか?

ゆ:2年生で、現在早稲田大学の教育学部に所属しています。

近都:ももキュン☆さんは、オール早稲田のサークルですか?

ゆ:早稲田大学公認のインカレサークルです。2004年創立で、現役メンバーは22人います。所属アイドルのコピーダンスをしているサークルでして、ダンスが好きな子が多く、先輩・後輩の仲がとても良いです。ユニドルへは何回も出場させていただいていて、今回も予選を1位で通過したので、嬉しく思っています。

近都:我々もオンラインでライブを拝見していたのですが、ももキュン☆さんが一番よかったということで全員で意見がまとまり、投票させていただきました!

ゆ:ありがとうございます!

近都:予選でパフォーマンスしていたのは11人でしたが、それは22人の中の選抜メンバーだったんですか?

ゆ:大会へは、その時々に参加可能なメンバーを募っているという形です。現在は3年生が就活やインターンシップで忙しく、出たい人だけが自主的に参加している状態です。

近都:その結果集まったのが、11人だったということですね?

ゆ:はい。

近都:ありがとうございます。今回は対談企画ですが、我々のメンバーから募集した質問の方にぜひ、答えていただければと思いまして。

ゆ:わかりました。


~コロナ禍での練習を乗り越えて~

近都:まずはアイスブレイクみたいな感じですが、朝ごはんは何を食べましたか?

ゆ:今日ですか?(笑)さっきパンを食べました。


石田:朝早い時間に来てもらったので、食べてないんじゃないかと思って(笑)

ゆ:先ほど7時からメンバーで集まって、ちょうどUNIDOL決勝戦のセットリストの会議をしていたところです(笑)

石田:こんな朝早くから(笑)

ゆ:夜だとバイトとかで時間が合わなくて、じゃあ朝に集まろうという話になって。

近都:なるほど(笑)かなりタイトなスケジュールですね。

石田:普段の練習のときとかも、お互いの時間を合わせるのは難しいんじゃないですか?

ゆ:そうですね。すごく大変で、1ヶ月くらい前から全員にアポを取っておかなくてはならないです。

石田:予選のときは、どれくらい前から練習を開始していたんですか?


ゆ:予選のときは本当に時間がなく、ちょうど早稲田祭が11月7日と8日にあって。そこから急ピッチで練習したので、かなりキツキツでしたね(笑)

近都:UNIDOLのウェブサイトを拝見したんですが、活動拠点が所沢キャンパスと航空公園となっていました。コロナ期間はそちらで練習されていたんですか?


ゆ:所沢キャンパスに通ってるメンバーは現在3人しかいないので、学生会館を使っています。今は人数制限で全員での練習ができないので、都内のスタジオでの練習もしていました。


近都:フォーメーションの練習などを考えると、全員集まれないと厳しいですよね。練習に関して、他にコロナ禍で大変だと思った経験はありますか?

ゆ:ずっとマスクをつけて練習していたので、ちゃんと笑顔で踊れているかわからなかったです。あと、息苦しかったというのも大変でした。


近都:表情は大切ですよね。普段は鏡を見ながら練習しているんですか? それとも動画を撮って確認している形ですか?

ゆ:動画も撮りますし、鏡の前でも練習します。あとはグループを2つに分けて、踊ってないグループをお客さんに見立てて練習しています。お客さんに手を振る練習をしたり、表情をチェックしてもらったりしています!

近都:凄い……。


石田:それだと、練習のときからかなり緊張感を持って臨めますね!

ゆ:そうですね(笑)


~ももキュン☆の魅力~

近都:ゆいまるさんは、どういうところがももキュン☆の魅力だと考えていますか?

ゆ:ももキュン☆は全員が全曲出るチームだということが大きいですね。他のチームだと曲ごとに入れ替わったりすることが多いですが、ももキュン☆は全員がフルで踊るので、一丸となって頑張れます。あと、元々は早稲田大学の所沢キャンパスから発足したチームということもあり、体育会系の色が強いというのも特徴です(笑)「サークル」とか「アイドルのダンス」というイメージよりも、ガッツで「全力!!」って感じです。ちなみにキャッチコピーは「全力全開」です!


近都:確かにそういう体育会系らしさはアイドルには珍しいですよね。


~モーニング娘。の存在~


近都:ガラッと質問の雰囲気変わるんですけど、影響を受けたアイドルであったり、ゆいまるさんが好きなアイドルはいらっしゃいますか?


ゆ:私はハロープロジェクトさんが好きで、そのなかでもモーニング娘。さんがすごく好きです。他のアイドルさんと比べて人数がいる分、モーニング娘。さんはフォーメーション、ダンスを売りにしているんですよね。もちろん歌もうまくて、プロ意識を感じますね。


近都:UNIDOLの間でモー娘。はお手本みたいな立場なんでしょうか?


ゆ:かわいい系というよりはかっこいい系のダンスがモー娘。には多いので、フォーメーションが揃うと大会映えはめちゃくちゃしますね。なので、たぶん攻めの一曲っていう感じでモーニング娘。を使うチームが多いと思います。


石田:ももキュン☆さんのセットリスト(曲目)の中でもモーニング娘。’18の「Are you happy?」がありましたね。


ゆ:そうですね、あれを見せにいこう! って感じでした。今回は予選が新宿ReNYという場所だったんですけど、そこは決勝戦よりステージがコンパクトでお客さんとの距離が近い会場なんです。なので、今回踊った4曲中3曲は、お客さんと一緒に楽しめることを意識して、元気な曲を選びました。でも、ずっと元気な曲だと単調になってしまうので、締めの曲として「Are you happy?」を踊りました。


~メンバーとの関係性~


石田:曲を決めるときはメンバー全員で話し合っているんですか?


ゆ:今回出場した11人で候補の曲を出して、1曲目っぽいのはこの曲かな、4曲目はじゃあこれにしようっていう感じで、多数決で決めています。


近都:ちょっと込み入った話になるんですけど、方向性の違いでメンバー同士が衝突することはこれまでにありましたか?


ゆ:今回4曲目にモーニング娘。さんの「ここにいるぜぇ!」をやったんですが、それを予選でやるか決勝戦でやるかで意見が分かれました。UNIDOLの決勝には確保曲という、予選が始まる前から決勝でこれを絶対にやりたいっていう曲を1曲だけ確保できる制度があるんです。「ここにいるぜぇ!」を確保していたチームがあって、決勝戦でできないことがあらかじめわかっていました。なので、最後までごたついたわけではないんですけどね(笑)決勝映えする曲と予選映えする曲っていうのは絶対にあるので、そこで意見のずれがありましたね。


近都:今のお話で初めて知ったんですが、他のチームと曲が被るのはダメなんですか?


ゆ:例えば予選1日目は≠MEの「君と僕の歌」をいろんなチームがやってましたよね。

予選だと大丈夫なんですけど、決勝戦だと被っちゃいけないっていうルールがあるんです。


石田:予選と決勝の選曲基準に違いはありますか?


ゆ:予選は元気いっぱい、決勝戦はエモい選曲です!


~当日、そして決勝へ~


近都:予選当日はどんな気持ちで臨みましたか?


ゆ:楽しくアットホームに練習できていたので、当日は緊張しましたが、心から楽しむことができました!


近都:何か衣装のこだわりはありましたか?


ゆ:これまではメンバー統一の衣装でしたが、今回は一人一人の個性が目立つ衣装でした。前が短くて後ろが長いスカートだったので、回る振り付けのときは後ろがキレイに見えます。4年生が一人一人のメンバーカラーをイメージして衣装を手作りしてくれました!


近都:最後に、決勝戦への意気込みをどうぞ!


ゆ:まだ冬の大会で全国優勝したことがないので、今年こそ全国優勝したいです。メンバーが一丸となってみんなで優勝を目指して、一人一人が同じ目標に向かって頑張っていくので、ぜひももキュン☆が優勝するところをみなさんに見てもらいたいです!




おわりに


全国から激しい戦いを勝ち抜いてきたチームが一堂に会する決勝戦・敗者復活戦は、2月24日(水)に新木場 STUDIO COAST で行われます。


ももキュン☆さん、君はトキシックさんが決勝進出を決めただけではなく、夏目坂46さん、Prismileさんは敗者復活戦に出場し、決勝進出をかけてパフォーマンスを行うことが決定しています。


彼女たちの熱き戦いはまだまだ終わらない。今を懸命に輝く姿をその目に焼き付けろ!!

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